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執筆者の写真癒しの里 石川

興味深い本が出ます!

とっても興味深い本がCAMPFIREのクラウドファンディングで出版されるのでシェアさせて頂きますね。


これは『砦草』という幕末期に書かれた漢方の医学書です。内容的には、長期の出陣の際に、一時的に無医の状態となった場合に備えて書かれたものですが、明治時代初期に政府によって漢方医学が医学から除外されたため約150年間秘蔵されてたそうです。

同書は、江戸時代だけではなく、現代医学にも汎用性の高いもののようです。

普段から健康管理に注意すべきこと、野原で火に囲まれた場合の対策、毒ガスの対策、打撲の対処方、銃創や刀傷の処置、船や車酔いの対策、食あたり、足のマメの処置、火傷の処置、溺れた場合の処置、凍傷の処置、気絶、仮死状態、ストレスの対処などなど、現代でも起こりうることに当時どのように対処していたかわかる貴重な資料です。


私の先祖も現在癒しの里を営む地で江戸時代に漢方医でした。

当時の医療人が、現代の文明の利器が無い頃にどのような考えで患者と向き合っていたのか、垣間見れると思うと心が躍ります。


里山で暮らすようになって、こういう時に昔の人はどうしていたのかなぁと、思いを馳せることがあります。

里山仕事には重宝しそうで嬉しいな!


便利さを追い求めてこじれまくってる現代人には、思考のデトックスにも良さそうですよ。

何でも余計な物は入れない、引き算するのが大事な気がします。

ご興味ある方がいらっしゃいましたらどうぞご覧になってみてください!






千葉大学医学部附属病院和漢診療科の並木先生達がご尽力されています。応援よろしくお願い致します!


私は並木先生のこちらの本も楽しんでいます。





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