2024年7月24日、暑かったけどとってもたのしい一日となりました。
ツアー集合時から皆さん良い笑顔!
総勢7名で夏バテ予防無病息災を願うツアーに出発!
快晴をバックに映える漆喰の白。藻原寺さんの立派な御門。
私は隣の女性がスマートなのと対照的に身体の幅が2倍に見えますね。立ち位置を間違えましたなどと煩悩にまみれた会話を楽しみつつ、会場へ
今日は2024年の夏の土用の丑の日、日本で連綿と受け継がれてきた、「ほうろく灸祈祷会」の日です。
「ほうろく」というお盆の入りとお盆の終わりに迎え火・送り火を焚くために使われてきた素焼きのお皿を使います。
このほうろく皿の表裏には
梵字が書かれています。どんな願いが込められているのか伺うと、
「秘伝につき教えられません」とのこと。いとありがたし。
このお皿にもぐさを載せて火を焚きます。
直接地肌にこのお灸をしたらとんでもないことになりますので、お皿を介して頭頂に有る「百会」というツボに熱を入れて、暑邪、湿邪を払い、夏バテ予防、無病息災を願う、そういう年中行事なのです。
お坊さんが丁寧にもぐさを仕込んでいる手つきが慣れていて、感心します。
みなさんにほうろく皿が配られ頭に乗せて行きます
初めての体験の始まりにわくわくしにこにこしていますね
次の動画、音量注意で!
お坊さんの圧巻のライブパフォーマンスをお楽しみください。
こちらの藻原寺さんは日蓮宗のお寺です。2024年のほうろく灸祈祷会はなんと6名のお坊さんで執り行われており、ご祈祷も大迫力です。
これがまた心地良い緊張感で姿勢が正され、邪が祓われていくように身体に沁みて心地よいのです。
ほうろく灸も炊き上がり、頭頂のツボ「百会」から熱が入ってきます。
「百会」とは字の通り沢山が会うところという意味です。身体の中をくまなく巡る経絡が百会と通じており、このツボを整えておくといっぺんに整うのです。
また、身体中を巡ってきた経絡がまた体中に入っていく終点であり始まりのツボでもあり大切なポイントなのです。
ご祈祷の声と、ほうろく灸の熱に誘われ、瞑想状態へとトリップしていきます。
これがまた気持ち良い。
「最高に良かった」
「また来たい」
などなど、参加者の皆様もお灸を使ったお寺の催しを楽しんで頂けたようで嬉しい限り。
このほうろく灸祈祷会、昔は数百名が集まるほどの行事だったとのこと。
こうした行事を続けて頂いているお寺さんは貴重な存在になりました。
是非続けて頂きたいと思い、来年は100人くらいで参加して盛り上げたいところです!
いやほんとに。
お昼は睦沢の「フラココ」さんへ
写真が拙く恐縮ですが、写真の感じの10倍は美味しいです。
和のテイストで手が届くお値段のランチを提供してくださる貴重なお店。
五味をうまく使ってあり、あっという間に食べてしまいました。唐辛子の辛みが効いたカツオのフライが暑さを飛ばすのにぴったりで美味しかったぁ。
全員でパフェも楽しみました。桃の甘味を引き出す構成で甘すぎないからこれまたペロリ。
大人気のお店さんです。ご訪問時は営業日とお席を確認された方が良いかもしれません。
そして伝説の漢方薬局「昭和薬局」さんへ
久我先生にお願いして漢方とはというお話をして頂きました。
エビデンスや臨床データも大切だけれども、もっと大切なのは・・・
「ロマン」
最高です!
と話に聞き入っていたら大幅に時間を費やしてしまい、アイスは今回伺いませんでした。またのお楽しみに。
最後はビール愛に溢れる長誠屋さんへ
皆さんそれぞれ気に入ったここでしか買えないビールをお土産ににこり。
暑い中でしたが、その暑さも吹き飛ばすようなディープなこだわりの詰まった方達との出会い、作品を楽しめた貴重な一日となりました。
それもご参加頂いた皆様の氣の良さが導いていたようです。本当にありがとうございました。
来年は100人で行きましょう!
あ、どのお店も入れないなぁ(笑)
合掌。
Comentarios