いよいよ湿度も上がってきたけれど気持ちの良い快晴の日。
6月9日(土)、経絡養生講座を開催の様子をお伝えします。
参加者の皆様はもちろん、ランチを提供して頂いたあさみさん、講座の手伝いと植物の案内をしてくれる牧野さん、撮影してくれた香織さん、この場を残してくれた先祖の皆様にお礼申し上げます。
6月のテーマは「胃」
頭から足先まで身体の前面を通る長い経絡で、様々な不調改善に役立つと東洋医学では考えられているのですが、その臓器の存在を体験を通じて楽しく学べるのが当院の講座の魅力の一つ。
ツボの位置は等は難しいから覚えなくてよいとも思っています。
それよりも体験が積み重なって、感覚が磨かれていく、自分の心身と対話して自分を知ることが出来る。そんなことの方が貴重な時間の使い方であり、東洋医学の本質に近いのでは?と考えます。
まずは恒例の中條先生直伝「頭のお灸」から、熱を使って氣の巡りを体感します。
そして自己紹介。前回初めて参加されたお二人から興味深い講座後の変化のご様子を伺っています。
東洋医学の魅力を語って頂いた動画をご覧ください。
脈を診てみる。
参加者どうしの違いを知ることで、また自分を知る。
本来、脈は人と比べるものでは有りません。
ですが、いろんな脈状の方がいることを知ることは、自分を知るうえでとても有益です。
こんなに笑顔で、かつ真剣に自分の身体と向き合う時間。
早くもこの講座も9回目を迎え、そんなことが自然に出来る講座になってきて嬉しく思います。
そして「胃」のツボへお灸をしていきます。
一つのツボへお灸をしたことによる心身の変化を感じる。
そんな変化を受け取れる皆様の素晴らしさと、お灸の効果に改めて感動しました。
今回はお顔整えに効果的なツボもご紹介したのですが、今までで一番皆様がテンションが上がりました。やはり美しくあり続けたいというのは女性にとって永遠のテーマなのだなと改めて実感させて頂きました。
今回の体験も踏まえて、皆様の美しくあり続けたいという願いを叶えるプログラムを提供致します。どうぞご期待ください。
1時間半の予定が押してしまい、2時間の講座があっという間に終了。
最後に講座の感想をインタビュー
ほんの少しの時間でも自分と向き合う良い時間になったようです。
さて皆様お楽しみのランチへ
今回もumihanabaseあさみさんに養生ランチをご提供いただきました。土の性質を養う甘味を活かして、季節のもの、自分たちで作った安心な素材などをふんだんに活かした優しい風味に皆さんも大満足で完食。
また、偶然かもしれませんが、盛り付けの配置が五行の本来の配置のように真ん中に「土」に見立てられるレバーパテが来ていて、今写真を見た私は「おぉ」ってなりました。
最近のたっぷりの雨で元気いっぱいの彩に囲まれて、さて午後からは里庭創りを実践。
氣持ち良い陽気の中で、今日は畑の整理から始める野菜苗の植え込みと土壌作りで使う枝の整理を行いました。
あ、香織さんが帰って、またまた写真が有りません(笑)ごめんなさい。
暑い中の作業は今日は早めに切り上げて1時間の作業にしました。
ミネラルをドリンクで水分補給して、フェイジョアのお花と珍しい楮(こうぞ)の実を試食。
楮は和紙の原料としてご存じの方は多いと思いますが、実も甘くて美味しいんですよ!
どちらも自然の甘味ですがとっても甘い。種類の違う甘い植物がすぐ近くに有って食べ比べの贅沢な時間を楽しみ、ここでも甘味で土の性質を持つ「胃」を養いました。
このつぼは・・・なんて知識だけではなく、私たちの先祖が大切にしてきた里山に触れ合いながら、人間も自然の一部であり、自分の中に宇宙が有る。そんな東洋医学の本質をみなさんとシェアする講座になってきたことに感無量な一日でした。
さて次回の経絡養生講座は7月13日㈯テーマは「脾」について学んで行きましょう。
もうかなり暑くなりますので、通常行っていた午後の里庭創りは講座の前に行う予定です。
こちらもお楽しみ下さい。
皆様と充実のお時間を過ごせることを楽しみにしています。
お申し込みは下記リンクより
「氣のよいところ 癒しの里」
最高の誉め言葉です。
またみんなで温かい氣を巡らせて、一緒に東洋医学を旅しましょう!
癒しの里の鍼灸師 石川より
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