夜はホタルも舞う7月13日(土)、経絡養生講座の様子をお伝えします。

参加者の皆様はもちろん、ランチを提供して頂いたあさみさん、ハーブウォーター作りや植物の案内をしてくれる牧野さん、撮影してくれた香織さん、この場を残してくれた先祖の皆様に感謝申し上げます。

7月のテーマは「脾」
足先から胸まで身体の前面を通る経絡で、様々な不調改善に役立つと東洋医学では考えられているのですが、その経絡やツボの存在を体験を通じて楽しく学べるのが当院の講座の魅力。
ツボの位置等は難しいから覚えなくてよいとも思っています。
それよりも体験が積み重なって、感覚が磨かれていく、自分の心身と対話して自分を知ることが出来る。そんなことの方が貴重な時間の使い方であり、東洋医学の本質に近いのでは?と考えます。
まずは恒例の中條先生直伝「頭のお灸」から、熱を使って氣の巡りを体感します。
今回から経絡を意識した呼吸法を合わせて行きます。
そして自己紹介。皆さんそれぞれの目的があって良いですね。
脈を診てみる。
参加者どうしの違いを知ることで、また自分を知る。
本来、脈は人と比べるものでは有りません。
ですが、いろんな脈状の方がいて、それぞれの体調を表していることを知ることは、自分を知るうえでとても有益です。
こんなに笑顔で、かつ真剣に自分の身体と向き合う時間。
早くもこの講座も10回目を迎え、そんなことが自然に出来る講座になってきて嬉しく思います。
そして「脾」のツボへお灸をしていきます。
一つのツボへお灸をしたことによる心身の変化を感じる。
そんな変化を受け取れる皆様の素晴らしさと、お灸の効果に改めて感動しました。
前回から美容にも効果的なツボもご紹介を始めたのですが、皆さんの反応を見てやはり美しくあり続けたいというのは女性にとって永遠のテーマなのだなと改めて実感させて頂きました。
今回の体験も踏まえて、皆様の美しくあり続けたいという願いを叶えるプログラムを提供致します。どうぞご期待ください。
1時間半の予定が押してしまい、2時間の講座があっという間に終了。
最後に講座の感想をインタビュー
気付きが有り自分と向き合う良い時間になったようです。
さて皆様お楽しみのランチへ
今回もumihanabaseあさみさんに養生ランチをご提供いただきました。土の性質を養う甘味を活かして、季節のもの、安心な素材などをふんだんに活かした優しい風味に皆さんも大満足で完食。
また、今回も野菜たっぷりのスープが美味しい!
加えてスイーツもたっぷりで食べ応えのある体も心も喜ぶ嬉しいメニュー。

最近のたっぷりの雨で元気いっぱいの緑に囲まれて、さて里庭創りを実践。
7,8,9月はサマータイムスケジュールで講座前に実施しました。
ブルーベリーの植え込み整理からイチジクや桑の葉の間引きを行います。
イチジクの葉はもう甘い匂いを振りまいており、嗅覚で「脾」を養いました。

このつぼは・・・なんて知識だけではなく、私たちの先祖が大切にしてきた里山に触れ合いながら、人間も自然の一部であり、自分の中に宇宙が有る。そんな東洋医学の本質をみなさんとシェアする講座になってきたことに感無量な一日でした。
特に今回は私が感じていた、良い意味でいつもと違う場の空氣感を多くの方も感じられていて、そんな繊細な感覚をシェアする貴重な体験にも心が動かされました。
さて次回の経絡養生講座は8月10日㈯、テーマは「心」について学んで行きましょう。
サマータイム進行にて、通常行っていた午後の里庭創りは講座の前に行う予定です。
こちらもお楽しみ下さい。
皆様と充実のお時間を過ごせることを楽しみにしています。
お申し込みは下記リンクより

「氣のよいところ 癒しの里」
最高の誉め言葉です。
またみんなで温かい氣を巡らせて、一緒に東洋医学を旅しましょう!
癒しの里の鍼灸師 石川より
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